■4月に開校した岩手県釜石市の"タレント養成所”で1期生が初レッスン チャレンジを後押しする取り組み発進(岩手県)
タレントの養成を目指して4月に開校した岩手県釜石市のc-Zeroアカデミーです。1期生が24日、初レッスンにのぞみました。釜石支局・柳田記者の取材です。
発声練習をしているのは、4月に開校した釜石市のタレント養成所「シーゼロアカデミー」基礎科の1期生です。俳優や声優を目指し、1年間レッスンに励みます。
釜石市をはじめ、県内各地から23人が入校。年代は7歳から76歳と様々です。
レッスンは演技指導やボイストレーニング、ダンスのほか、礼儀作法や着付けなどカルチャースクールの側面もあり、趣味として入校した人もいます。
シーゼロアカデミーを立ち上げたのは、釜石市出身で、東京で役者やナレーターとして活動していた菊池由美子さん。2023年に釜石にUターンしました。
菊池由美子校長
「何らかの形で釜石のために活性化、復興のお役に立ちたいなと、ずっと思っていたので、エンターテインメントで活性化に役立とうと思い、まずは養成所を立ち上げました」
24日の初レッスンには20人が参加。この日は初めてということもあり、自己紹介や基礎の発声などを行いました。
本格的なレッスンは5月からとなりますが、スクール生はそれぞれのスキルアップや夢に向けて、目を輝かせながら一歩を踏み出しました。
岩泉町から参加 菊池恋色さん(10)
「歌とダンスとボイトレをうまくできたらいいなと思って入りました。将来の夢は歌って踊れるアイドルになりたいです」
釜石高校3年 森美惠さん(18)
「この1年間で演技やダンスの基礎を固めて、将来は様々なジャンルで活躍できる俳優になれるように頑張りたいと思います」
1年後には、集大成として修了発表を行うほか、希望者は研究科に進みレッスンを継続。さらにプロを目指す人は「登録生」となり、プロモーション活動を行います。チャレンジを後押しする取り組みが、釜石で動き始めました。
(04/25 17:20 テレビ岩手)
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