■岩手・宮城内陸地震から14日で17年 一関市の小学校で避難訓練(岩手県)
最大震度6強を観測した「岩手・宮城内陸地震」から14日で17年です。震源に近い一関市の小学校では、大地震を想定した避難訓練が行われました。
2008年6月14日、岩手県南部を震源に最大震度6強を観測した「岩手・宮城内陸地震」。岩手県内では2人が死亡、37人がけがをしました。
記者「一関市厳美町です。こちらには地震の衝撃で崩れた祭畤大橋が当時の姿のまま残されています」
大きな橋が崩れ、折れ曲がった様子からもその時の地震の衝撃の大きさが分かります。
14日で発生から17年を迎えるのを前に、当時避難所にもなった厳美小学校では、大地震を想定した訓練が行われました。
校内放送「訓練、訓練。地震発生。直ちに身を守る行動をとってください」
岩手・宮城内陸地震が発生した午前8時43分に地震を知らせるアナウンスが流れると、児童たちは机の下に隠れました。
揺れがおさまった後、児童はヘルメットを被り、校庭に急いで避難しました。
6年生
「大事なのは他のことを気にせず、自分のこととか周りを見て行動することだと思う」
6年生
「僕は東日本大震災とか岩手宮城内陸地震みたいな大きな地震を経験していないので、いつ地震が来るかわからないので早く準備しておこうと思った」
鈴木有希校長は、「大人がいない状況でも自分の身を守れるようになってほしい」と児童に呼び掛けていました。
(06/13 18:40 テレビ岩手)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)