NNNニュース

【新たな名物に!】宮古トラウトサーモンまつり 岩手・宮古市(岩手県)



岩手県宮古市で15日、宮古トラウトサーモンまつりが開かれました。不漁が続く秋サケに代わる魚として、宮古市では、トラウトサーモンの養殖に力を入れていて、ことしは過去最高の水揚げを予定しています。

15日、宮古市魚市場で開かれた宮古トラウトサーモンまつり。メインはもちろん宮古市で養殖が進められているトラウトサーモン。平均2.5キロ、大きいものでは5キロを超える大きさのものが出荷されています。

会場に設けられた特設プールでは、小学生までの子どもたちを対象につかみ取りが行われたほか、会場横の岸壁では、豪快な一本釣りも体験でき、訪れた人は宮古産トラウトサーモンの迫力に驚いている様子でした。

一本釣りを体験した人
「ばんばん引くんでめっちゃ楽しいです。来年も来たいですね」

不漁が続く秋サケに代わる魚として、岩手県の沿岸市町村ではギンザケやトラウトサーモンの養殖に力を入れています。

宮古市では2019年から養殖を始め、水揚げ量も年々増加。ことしは、7月上旬までに、最初に水揚げした2020年の5倍にあたる250トンの出荷を見込んでいます。

出荷量の増加に伴い、徐々に多くの人に知られるようになり、この日も市内外から沢山の人が訪れ、宮古の新たな特産品を味わっていました。

サーモンフライを食べた人
「おいしいよ!」
「(秋サケは)身がギュッてなってて美味しいけど、サーモンはちょっとトロッとしてるところもあって美味しいです」

宮古市水産課 中西秀彦課長
「いままでの秋サケとはまた、食味も味も大分違うものではありますけど、脂の乗りもいいですし、宮古の宮古トラウトサーモン、大分外の方から聞いても、大分良い評価をいただいてますので、もっともっと広がっていって欲しいなという風に思ってます」

宮古市では今後も、イベントなどを通して宮古トラウトサーモンをPRしていくことにしています。

宮古トラウトサーモンは、宮古市内や県内中心に出荷されているということです。

(06/17 19:14 テレビ岩手)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)