■戦後80年 北上市で特別展「農民兵士の声がきこえる」 特攻隊員の遺書も展示(岩手県)
北上市で、戦争の悲惨さや平和の尊さを見つめ直してもらおうという特別展が開かれています。
特別展は北上市と西和賀町の戦没者遺族会などが、戦後80年に合わせて企画したものです。
会場では、北上市から出征し、厳しい戦地から故郷を懐かしみ、家族や田畑を心配する農家の青年7人が書いた、手紙の一部と写真が展示されています。
こちらは、昭和20年、旧日本軍の特別攻撃隊員として26歳で戦死した高橋勝見さんが、家族に宛てた遺書です。
両親に対し、親孝行ができず死ぬことを申し訳なく思う気持ちが綴られている一方、死への恐怖を打ち消そうとしているのか、自らを奮い立たせるような言葉も多く見られます。
この特別展は4月30日まで開かれています。
(04/27 17:52 テレビ岩手)
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