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■ｸﾏに襲われ男性けが　会社の敷地内でｸﾏと出くわす(岩手県)

12日昼ごろ､遠野市の会社の敷地内で60代の男性がｸﾏに襲われ､顔にけがをしました｡

12日午後1時前､遠野市内青笹町にある会社の敷地内で撮影された防犯ｶﾒﾗの映像です｡ｸﾏが､画面奥の道路側から敷地内に入ってくる様子が映っています｡

会社の従業員
｢子ｸﾞﾏのようだ｡従業員も出会い頭だからどっちもびっくりして､腰抜かしたたかなんか､腰を打ったって｣

ｸﾏが現れたのは､おが粉を製造する会社｢菊長ﾀﾞｽﾄ｣の敷地内です｡警察によりますと､12日午後1時前､従業員で遠野市宮守町の畠山四郎さん68歳が敷地内を歩いていたところ､出合い頭にｸﾏに襲われました｡

畠山さんは､鼻と口をひっかかれ､市内の病院に運ばれましたが､意識はあり命に別条はないということです｡ｸﾏは畠山さんを襲ったあと北の方向へ逃げたということです｡現場は住宅が点在する地域でおよそ800ﾒｰﾄﾙ南西には小学校があります｡

今年度､岩手県内でのｸﾏによる人身被害は､12日までで7件､8人に上っています｡

(06/12 18:54 ﾃﾚﾋﾞ岩手)

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