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■大船渡山林火災　枯葉などが燃える｢地表火｣で延焼拡大した可能性　国の検討会が分析(岩手県)

大船渡市で発生した大規模な山林火災について､国の検討会は､地表の枯れ葉などが燃える｢地表火｣で延焼が拡大した可能性が高いという分析を明らかにしました｡

23日開かれた総務省消防庁と林野庁の検討会によりますと､今回の出火場所､大船渡市赤崎町合足地区の東､三陸町綾里の｢八ヶ森｣で木の上の枝や葉っぱが燃える｢樹冠火｣の痕跡を確認しました｡

これとは別に､同じ三陸町綾里の田浜下など複数の場所で地表の枯れ葉などが燃える｢地表火｣の痕跡が確認されたということです｡

そのため､調査した消防庁などは､｢樹冠火｣が発生した後､｢地表火｣による飛び火で､延焼が拡大した可能性が高いと分析しています｡

また､今回の山林火災で家を失った人の県営住宅の入居が25日から始まります｡

受け入れるのは､市内盛町と猪川町､それに大船渡町のｱﾊﾟｰﾄであわせて7世帯です｡部屋には冷蔵庫や洗濯機などの家電6点を事前に設置し､家賃と駐車場の使用料は最も長くて3年間､免除されます｡

このほか､市営住宅は被災した5世帯を一次募集として受け入れます｡

(04/24 18:43 ﾃﾚﾋﾞ岩手)

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