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大船渡山林火災現場の土砂災害に備え 風水害対策支援で関係機関が協議(岩手県)



大船渡市の山林火災が発生した場所では、土砂災害が発生するリスクが高くなっています。県は14日、梅雨を前に今後の備えについて関係機関と話し合いました。

県は、今年度最初となる風水害対策支援チームの会議を開きました。

大船渡の山林火災で森林が失われた現場では、地面の保水力が落ちていて、大雨によって土砂災害の危険性が高くなっています。

会議では、専門家から「大雨の際に速やかに避難の判断ができるよう、具体的な基準を新たに設けるべき」と意見が出ました。

また、「日ごろから水害が発生しやすい沢や、流木などがたまりやすい場所を注意深く見ておくことも必要」という意見も出ました。

一方、県や気象台は、現時点でデータが不十分なため、基準はこれまで通りとしたうえで、今後の降雨に備え、住民の安全を最優先に、早めの情報発信や対応を心がけるとしています。

(06/13 17:31 テレビ岩手)

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