■岩手山入山規制区域立ち入りについて協議 火山防災協議会幹事会(岩手県)
岩手山火山防災協議会の幹事会が12日県庁で行われ、入山規制区域への立ち入りなどについて協議しました。
会議には国や県の関係機関の職員や有識者などおよそ30人が参加しました。岩手山は去年10月、噴火警戒レベルが「1」から「2」に引き上げられ現在入山が規制されています。
会議では岩手山への立ち入りに関する協議が行われ、火山活動に関する「調査」「研究」や避難小屋などの「施設の維持・管理」を目的とした入山を認める方針を確認しました。ただし、入山する場合は、目的や行動予定などを記入した「立ち入り申請書」の提出を求めることにしています。
県復興防災部防災課 久保和重総括課長
「岩手山の火山活動については、気象台や県の火山活動の検討会有識者のみなさんに評価・分析してもらい、その意見をもとにきょうの幹事会にように議論したうえで今度検討を進めていくことになる」
火山活動は、大地獄谷などがある「西側」が活発で、山頂付近の「東側」は落ち着いていることから、協議会は今後「東側の登山道の規制が緩和できるかどうか」の検討も進めていきたいとしています。
(06/12 17:14 テレビ岩手)
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