■「大きくなってね」小学生が滝沢スイカの苗植え体験(岩手県)
5月1日は、立春から数えて88日目、夏も近づく「八十八夜」です。農作業をはじめる目安とされていますが、滝沢市では、小学生が地元の名産「滝沢スイカ」の苗を植えました。
滝沢小学校の5年生が運んでいるのは、高さ30センチほどのスイカの苗です。
ふるさとが誇る「滝沢スイカ」について学ぶため、校舎の目の前にあるスイカ農家の駿河 俊也さんの畑で、苗を植える体験をしました。
江口アミキャスター
「子どもたちが植えるスイカの苗です。多ければ大玉のスイカ4玉が実るということです」
駿河さんの畑では毎年、霜が降りる心配が少なくなる「八十八夜」のころにスイカの苗を植えています。
5月1日の県内は広く青空が広がり、子どもたちは心地よい日差しを浴びながら丁寧に苗を植えて農家の駿河さんにたくさん質問をしていました。
児童
「馬のフンを使った肥料なんですか?」
農家 駿河俊也さん
「そうですよ。チャグチャグ馬コみんな知ってる?それのうんちを発酵させて作ったたい肥を畑にいれているんだよ」
児童
「へ〜」
児童
「一番大きかったスイカはどれぐらいですか」
農家 駿河 俊也さん
「一番大きかったのはね15キロくらいかな」
児童
「え〜」
児童
「こうなっちゃう!?」
駿河さんによると、馬コのフンのたい肥を活用した畑は土がやわらかくなり、作物が育ちやすいということで、糖度13度くらいの甘いスイカが実るといいます。
工藤 瑠莞さん
「大きく成長して、美味しくなってほしい思いで植えました」
苅宿 綾音さん
「小さな苗から、あんな大きなスイカになるからすごい。おいしく食べます」
子どもたちは、8月下旬に自分たちで収穫したスイカを食べることを楽しみにしていました。
(05/01 16:19 テレビ岩手)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)