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【家庭菜園】シーズン到来!トレンドは「育てやすさ」「おいしさ」「お得感」 プロおすすめの“苗”は…?(青森県)



大型連休も中盤、家庭菜園やガーデニングなどお庭仕事に精を出す方もいるのではないでしょうか。
中でも、まもなく定植のピークを迎えるのが野菜苗。
今シーズンのトレンドは、「育てやすさ」「おいしさ」、そして「お得感」です!


青森市にある「渋谷種苗店」です。

★青森放送 伊東幸子アナウンサー
「園芸シーズン到来!こちらのお店では今野菜苗の入荷がどんどん増えてきていて、このように青々とした元気な苗でいっぱいです!!」

★買い物客
「きょうは、トマトときゅうりを買おうと思って (自分で作ると)それは一番おいしいね」

こちらの男性は!

★買い物客
「ことしは、ほうれんそう、小松菜、枝豆、夏豆〜きゅうり」

まだまだ作るそうです!

★買い物客
「近所や親戚に配って歩く、おいしいって、喜ぶよね」

皆さん、待ちに待った家庭菜園の季節!
今シーズン注目の野菜苗について教えてもらいます。
家庭菜園といったらまずはトマト。

★渋谷種苗店 澁谷耕平常務
「こちらが一番人気の“ぷにょぷにょ”です」

名前の通り皮がとても薄く、実がとろけるように柔らかいミニトマト「ぷにょぷにょ」は、大人気の品種です。
そして、ここ数年注目が高まっているのが…

★渋谷種苗店 澁谷耕平常務
「大玉トマトの“りんか409”で、ここ近年の暑さの中でも安定してたくさんの果実がとれることで人気です」

県内で大玉トマトを生産する農家の半数以上が栽培しているという「りんか409」。
甘みと酸味のバランスがとれた味のよさも特徴です。
つづいては、皮が真っ白なその名も「白雪」というかぼちゃ。
非常に貯蔵性にすぐれた品種です。

★渋谷種苗店 澁谷耕平常務
「追熟する期間が長いので、どんどんどんどん甘くなって、最後はお菓子のように甘くなります」

熟すと糖度は実に20度前後まで上がり、高級メロンと同じぐらいの甘さになるそうです。
また、“ボリュームおかず”に、お弁当の彩りにと、その使い勝手の良さから、
家庭菜園で作る人が増えているのがブロッコリーです。
ブロッコリー栽培は、日光を一番受ける最も外側の葉を大きく育てるのがコツ。
肥料もしっかり与えましょう。
最後に、今シーズンのイチ推しが…

★渋谷種苗店 澁谷哲平営業部長
「この根っこから栽培する野菜です!田楽や素麺に欠かせない野菜です」

見た目はなかなかのインパクト!!その野菜とは…
そう!夏場、薬味などとして大活躍の「みょうが」です。

★渋谷種苗店 澁谷哲平営業部長
「しかもみょうがは、プランターでも栽培できるんですよ!」

植え方は簡単!プランターを使った基本的な栽培方法です。
根は、芽が出ている部分を上にして植えます。
植え付け後はなるべく日陰に置き、水切れに注意しましょう。
さらに嬉しいのが…

★渋谷種苗店 澁谷哲平営業部長
「上手に育てられれば、毎年収穫できますよ!」

少量でもわりとお値段の張るみょうが、自分で作れば家計の節約にもつながりそうです。
最後に今シーズンの栽培のポイントは?

★渋谷種苗店 澁谷耕平常務
「ことしも暑いのは当たり前、だから水をあげるのも当たり前。水を吸収する時に作物は肥料も吸収します。肥料を吸収しすぎると体のバランスが崩れ病気などになってしまいますので、まずはスタートは元肥を少なくして水をあげる準備をします。そして足りない分の肥料は追肥で補うと健全生育につながります」

気候の変化に応じた品種選びや栽培管理で、ことしも家庭菜園をエンジョイして下さい!


(05/01 20:19 青森放送)

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