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「自然と共生してきている」世界自然遺産・白神山地の『エコパーク』登録を弘前市が提案 効果協議へ(青森県)



世界自然遺産の白神山地です。
弘前市が自然保護だけではなく、自然と人間社会の共生も目的とした「ユネスコエコパーク」の登録を新たに提案したことがわかりました。

登録の提案は弘前市議会の一般質問に市が答えました。

★弘前市観光部 白戸麻紀子部長
「白神山地のユネスコエコパーク登録については、市が参画する環白神エコツーリズム推進協議会に、構成自治体などで協議したい旨を提案し、今年度から登録の条件や効果などについて協議することとしています」

市によりますと、青森と秋田の自治体などでつくる環白神エコツーリズム推進協議会で、市が白神山地エリアのユネスコエコパークへの登録を提案し、5月の総会で承認されたということです。
ユネスコエコパークは、自然保護だけではなく自然と人間社会の共生も目的とした地域のことで、国内に10か所あります。
市は白神エリアの持続可能な発展をめざしたいとして登録を提案しました。

★弘前市 櫻田宏市長
「人類がその地域に入らないことで、保存するということではなくて、これまでも太古の歴史でも人類が入って自然と共生してきている」「そうした視点をしっかりと今の時代で議論をして、どのような取り組みをしていくかということ」

今後は登録された効果などを協議するとしています。


(06/17 19:52 青森放送)

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