■存続の危機に直面する「騎馬打毬」応援イベント 青森県八戸市(青森県)
存続の危機に直面する「騎馬打毬」を応援する催しが14日八戸市で開かれました。
八戸藩に伝わる加賀美流騎馬打毬は、198年の歴史を誇ります。
年に一度、八戸三社大祭の8月2日に行われていますが、コロナ禍以降馬の確保が難しくなり本来4対4の試合が3対3に縮小を余儀なくされています。
馬を育成する後継者もいないため、八戸藩南部家16代当主南部光隆さんが「殿」自ら発信する形で、これからの在り方を考えようと催しを企画。
120人の市民を前に騎手やファンたちが魅力を語り、課題などを話し合いました。
★来場者
「こういうすごいことがあるということを知るためにはいろいろと情報発信が必要だと思います」
★八戸藩南部家十六代当主 南部光隆さん
「危機の状態にあることを知っていただくきっかけになればよいなと なるべくもとの形を保ったまま変えるべきところ形は変えてつなげていかなければいけない」
騎馬打毬は全国3か所に残るのみで伝統武芸の継承が急がれます。
(06/15 12:09 青森放送)
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