NNNニュース

「亡くなった方たちを思い続けて…」日本三大霊場・恐山が山開き 「賽の河原」や「極楽浜」で祈り捧げる 青森県むつ市(青森県)



日本三大霊場のひとつ恐山がきょう山開きし、訪れた参拝客が無病息災などを祈りました。

恐山はまいとし11月から冬の間を閉山として5月1日に山開きし、参拝客を受け入れています。
初日のきょうは午前6時の開門に合わせて参拝客が訪れ、火山性のガスが噴き出し地獄にも例えられる荒涼とした岩肌の参道をゆっくりと巡っていました。
岩場を抜け「賽の河原」や地蔵が並ぶ参道を歩くと「極楽浜」にたどり着きます。
白い砂浜に青い湖が映える神秘的な風景のなか、参拝客は地蔵に手を合わせていました。

★参拝客
「(参拝では)健康でいられたらいいなと、健康なんですけどこのまま健康を維持できたらいいなと思っています」
「昨年母を亡くしましてことしに入ってから友人も亡くしまして会いに来て」
「(きょう恐山に来て)亡くなった方たちを思い続けて生きていきたいなと常に感謝して」

霊場・恐山は10月末まで参拝客を受け入れます。


(05/01 13:01 青森放送)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)