■立ち往生の車両と衝突で「列車脱線」を想定 JR貨物が弘南鉄道・津軽鉄道と合同で復旧訓練 青森県青森市(青森県)
列車が脱線したことを想定したJRの復旧訓練が青森市で行われ、万が一の事態に備えて手順を確認しました。
訓練はことし初めてJR貨物が弘南鉄道・津軽鉄道と合同で行い、200人が参加しました。
県内では去年12月、青森市の東青森駅で貨物列車を牽引する機関車が脱線し立ち往生しました。
おととし8月には弘南鉄道大鰐線で走行中の列車が線路上で脱線しています。
訓練では青い森鉄道狩場沢駅と野辺地駅間を走行していた列車が、踏切内に立ち往生していた車と衝突した想定で行われ、後続や前方からの列車による事故を防ぐための情報共有などを確認しました。
★JR貨物 亀山直人 東北支社長
「(脱線事故)が起きた際には必ず早期復旧というのを求められますので、その時に手順を知らない、まごつくなど、そういうことが無いように、普段からこういうことを模擬的にやっておく。机上でもやりますが、こういった実技の訓練が大事だと思っています」
JR貨物は今後も民間鉄道と訓練を行う予定です。
(06/17 17:46 青森放送)
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