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八戸港で6人死傷事故 安全管理の責任者や作業指揮の担当者たち3人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検(青森県)



去年2月八戸港の防波堤で作業員6人が死傷した事故をめぐり、八戸海上保安部は安全管理の責任者や作業指揮の担当者など3人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。

業務上過失致死傷の罪で書類送検されたのは福岡市の64歳の会社員など男性3人です。
八戸海上保安部によりますと、3人は去年2月28日夕方八戸港の八太郎北防波堤付近に停泊していた作業船から海に転落した1人が死亡、一緒に作業していた5人が軽いけがをした事故をめぐり、それぞれ当時の工事の安全管理や現場作業の監督指揮をしていました。
現場では当時12人が海底の土砂を掘る工事をしていて、悪天候のため防波堤から流されてしまった砂を運ぶ配管を固定していました。

また八戸労働基準監督署もこの事故をめぐり、きょう作業を請け負っていた東京の海洋土木事業会社「青木マリーン」と、現場監督者を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しています。


(06/09 14:35 青森放送)

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