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40歳代女性が“2件の詐欺被害” 2人の自称外国人に暗号資産投資を勧められ…合計120万円だまし取られる(青森県)



七戸警察署によりますと、青森県内に居住する40歳代の女性は

@去年11月下旬頃、インスタグラムを介して自称香港居住のワンと名乗る男と知り合い、やりとりをして親しくなりました。その後ワンから

・暗号通過の投資を勉強する時間がありますか。
・投資が終わったら資金と利益を引き出すことができます。

などと暗号資産取引を勧められ、ワンの指示に従い「aicryptoex.com」というサイトに会員登録し、ことし1月14日にサイトから指定された大手金融機関の個人名義口座にATMから現金10万円を振込ました。
その後サイト内で利益が出たことからワンに出金方法を聞いたところ、ワンからの返信がなくなりました。

A去年12月上旬頃、インスタグラムを介して自称韓国籍のキムと名乗る男(LINEアカウント「Kim」)と知り合い、やりとりをして親しくなりました。
その後、キムから

・暗号資産を貯める方法をお教えします。
・10%から20%の利益を達成できるようにお手伝いします。

などと暗号資産取引を勧められ、キムの指示に従い暗号資産取引所「コインチェック」で口座を開設し、「デジタルドル」というサイトに会員登録しました。
そして、キムの指示どおりにスマートフォンを操作し、ことし2月13日から3月17日までの間、3回にわたり、合計110万円相当の暗号資産「イーサリアム」を購入し、キムに指定された受取アドレスヘ送金しました。
その後、デジタルドルの残高を払い出そうとするも

・残高と同額の暗号資産を購入する必要がある。

などと言われ、さらにお金を要求されました。

@とAの内容を知人に相談したところ、詐欺と指摘されて被害に遭っていたことに気がつき、警察に被害申告したということです。
警察は投資話において「必ず儲かる」などと話し、投資を勧めてくる場合は詐欺の可能性があるとして注意を呼びかけています。


(04/30 17:53 青森放送)

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