NNNニュース

没後100年 文人・大町桂月が定宿としていた蔦温泉で“ひ孫”や関係者が功績をしのぶ 青森県十和田市(青森県)



ことし没後100年を迎えた明治・大正期の文人・大町桂月の功績をしのぶ墓参りが行われました。

大町桂月の没後100年の墓参りは命日のきのう、十和田市の蔦温泉のそばにある墓で行われました。
高知県で生まれた桂月は十和田湖や奥入瀬渓流の美しさを広く紹介し、定宿としていた蔦温泉で1925年、57歳で亡くなりました。

墓参りにはひ孫などの子孫や関係者およそ70人が集まり、焼香や桂月が好きだった酒を手向け故人をしのびました。

★大町桂月のひ孫 大町芳通さん
「没後100年をこれだけ多くのみなさまがご覧いただきましてできたことを、ひじょうにうれしく思います」
「十和田、いろんな意味で観光資源だと思います。これを私たち子どもたちに未来へ残すように、みんなが協力してこのすばらしい自然を残していただければなと」

蔦温泉では記念式典も開かれ、参加した人たちは桂月の作品を朗読するなどこれまでの功績をたたえていました。
来月には没後100年を記念した企画展が十和田市で開かれます。


(06/11 12:15 青森放送)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)