■「公のために何ができるか」最高位・桐花大綬章の大島理森さんが感謝の言葉 春の叙勲で青森県関係67人が晴れの栄誉(青森県)
春の叙勲が発表されました。
県内関係では今回最高位の桐花大綬章に元衆議院議長の大島理森さんが受章するなど67人が晴れの栄誉を受けました。
県内関係で春の叙勲を受章したのは2003年の制度改正以降県内初めての受章となる最高位の桐花大綬章が1人、国家や公共に顕著な功績を挙げた人をたたえる旭日章が15人、長年公共の仕事に尽くした人をたたえる瑞宝章が51人の合わせて67人です。
桐花大綬章を受章した八戸市出身の大島理森さん78歳は、文部大臣や農林水産大臣を歴任し、衆議院議長を歴代最長の2336日にわたって務めました。
★桐花大綬章を受章 大島理森さん
「政治という世界に立たせていただいてちょうど50年という区切りでございます」
「公のために自分で何ができるかこのことを考えながら、謙虚に歩んでいきたいと思っております」
旭日小綬章を受章した青森市の三協運輸 木村英敬会長83歳は2011年から10年間、県トラック協会の会長を務め、事故の防止活動や人手不足の解消に取り組んできました。
★旭日小綬章を受章 木村英敬 三協運輸会長
「大変よかったな頑張って来られたなということが本音でございまして」
「受章することができました関係するみなさまのおかげでした本当にありがとうございました」
同じく旭日小綬章を受章した六戸町の吉田豊さん75歳は、28年にわたり地元の町長を務め、早くから人口減少対策に取り組み、小中一貫の義務教育学校の開校に道筋をつけるなど町の発展に尽くしてきました。
★旭日小綬章を受章 吉田豊さん
「このように叙勲できるってことはたいへん光栄だなって思っていますね」
「(今は)林業というか緑の振興ということの役職を賜ってやってますのでそれに努力していく」
総務省と厚生労働省関係の叙勲の伝達式は5月9日に県庁で行われます。
(04/29 20:36 青森放送)
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