■弾薬整備補給所の隊員が禁止場所での喫煙で「引火」…幹部が部下に虚偽報告させて「パワハラ隠し」 海上自衛隊大湊地区総監部が懲戒処分を公表(青森県)
海上自衛隊大湊地区総監部は禁止場所で喫煙し、可燃物に引火させた隊員を減給処分にしました。
また、部隊内のパワハラを隠していた幹部自衛官を減給処分にしました。
減給1か月の処分を受けたのは大湊弾薬整備補給所に所属する20歳代の海士長です。
海士長は去年8月、喫煙場所に指定されていない調理室付近の通路で喫煙をして段ボールに引火させ、火災検知器など3点を焼きました。
一方、部隊内のパワーハラスメントを隠していたとして、大湊海上訓練指導隊に所属する50歳代の1等海尉が減給1か月の処分を受けました。
1等海尉は2018年に、当時所属していた部隊の部下の隊員が起こした暴力行為をともなうパワハラを上司に報告せず、さらにパワハラでけがをした部下を医療機関に受診させる際、別の部下隊員に命じて上司などに虚偽の報告をさせていました。
1等海尉は「認識、心構えの不十分により事態を悪化させてしまい深く反省しています」と述べているということです。
(06/16 17:46 青森放送)
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