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「稚貝さえとれれば…」陸奥湾ホタテの“ラーバ”が平年の1割 今月19日から春の実態調査へ(青森県)



陸奥湾ホタテは親貝不足の影響で来年の半成貝となる「ラーバ」は、1立方メートルあたりの数が平年の1割にとどまりました

★青森放送 菅原厚キャスター
「陸奥湾ホタテの実態を探る調査のために各漁協など関係者が集まりました どんな話し合いが行われるのでしょうか」

青森市で開かれた会議では来年の半成貝となる、生まれたばかりのホタテ「ラーバ」の発生状況などが報告されました。
先月の調査では、ラーバの出現数が親貝不足の影響で陸奥湾内の西湾・東湾とも1立方メートルあたり、いつもの年の1割前後とかなり少ない状況でした。
漁師たちはラーバを確保する採苗器をいつもの倍以上投入するなど対策していますが、会議では湾内で融通し合いながら稚貝を確保するよう呼びかけられました。

★むつ湾漁業振興会 立石政男会長
「(ことしの)稚貝さえ100%とれれば、なんとか望みはつながるのではと期待はしている」

春の実態調査は今月19日から始まります。


(05/01 20:06 青森放送)

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