■文化、食、そして未来の技術も…大阪・関西万博 山口県出展も2日目!YAMAGUCHIを世界へ(山口県)
大阪・関西万博への山口県の出展は2日目を迎えました。
文化、食、そして未来の技術…11日も様々な形で「山口」が世界に向けて発信されています。
梅雨空となった、大阪・夢洲の万博会場です。
山口県の出展会場でミニコンサートを開いたのは、長門市出身の詩人=金子みすゞの詩を歌い語る、ちひろさんです。
(ちひろさん)
「この万博のテーマそのもの。それぞれの命が輝いている、そのまなざしがいまみすゞさんを通して世界中に発信されている」
山口県は関係人口の拡大につなげようと、10日から4日間、大阪・関西万博に出展しています。
県内全ての市町もブースを出しているほか、市長・町長自らが大阪に駆け付け、PRに臨む自治体もあります。
(山口市 伊藤市長)
「『西の京』山口市、『山陰の小京都』津和野町。2つの京都の風情を色濃く残すまちです。どうぞ、おいでください」
整理券を手にした人たちで、ひと際、長〜い列ができているのは・・・
「はい、どうぞ〜」
下関市が振舞う、トラフグの刺身。
1日につき300食限定です。
(京都からの来場者)
「おいしかったです。ぜひ下関にいただきに行きたいです、直接」
会場内の飲食ブース。手がけるのは、大阪・梅田で瓦そば店の店長を務める、山陽小野田市出身の井上亜衣さんです。
こちらでは火を使えないため一番自慢の瓦そばは提供できないものの、ふぐ茶漬けやチキンチキンごぼう、山口大島みかんジュース、さらに山口県内23蔵の地酒など、山口の食の魅力を余すところなく発信しています。
(井上亜衣さん)
「地酒と『あて』のセットが人気。たくさん山口の魅力を知ってもらえると嬉しい」
この日は伊東良孝万博担当大臣も山口県のブースを視察に訪れていました。
県のブース以外にも、山口ゆかりの展示があります。
今回の万博で目玉のひとつともされている「空飛ぶクルマ」ステーション。
5つの企業が出展していますが、そのうち愛知県のSkyDrive社は4月から山口市阿知須の山口きらら博記念公園周辺で試験飛行を行っています。
空飛ぶクルマステーションはこれまでの入館者が30万人を超えていて、次世代の空の移動手段に対する注目度の高さが伺えます。
(東京からの来場者)
「未来のクルマですからね。今まで(渋滞で)1時間半かかっていたのが、15分とかで行けるようになる」
SkyDrive社の空飛ぶクルマは山口きらら博記念公園で試験飛行を重ねた後、7月以降、万博会場で実際のフライトを披露する予定です。
山口県の出展3日目となる12日は、美祢市出身の切り絵作家=久保修さんによるパフォーマンスや、宇部市・防府市・美祢市の市長がステージに立ち、魅力を発信する予定です。
(06/11 19:59 山口放送)
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