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【山口天気 朝刊6/11】昼前から雨は小康状態に 熱帯低気圧の発生で 週末は再び大雨の可能性も(山口県)



●9時ごろまでは中部や東部を中心に雨。その後、あす12日(木)にかけて雨は小康状態に
●雨が止んでも、土砂災害や河川の増水には注意を
●熱帯低気圧発生。今年最初の台風になる可能性も

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昨夜も県内には、断続的に雨雲が流れ込みました。
日付が変わる頃、再び活発な雨雲が接近し、この時間も、瀬戸内側を中心に雨が強く降っています。

県内でこれまでに降った雨の量は、柳井では120ミリを超えていて、広くまとまった雨となっています。
通勤通学などでこれから外に出る方は、川や崖の側には近づかないよう、きょう11日(水)も安全第一で過ごしましょう。



きのう10日(火)九州北部付近に停滞していた梅雨前線は、きょう11日(水)の夜にかけて九州南部付近まで南下し、県内からは遠ざかる予想です。



この先、朝のうちは梅雨前線による雨雲が中部や東部を中心に流れ込みますが、昼前から雨雲は東に遠ざかり、あす12日(木)にかけてしばらく雨は小康状態になる見通しです。



一方できのう10日(火)気象庁は、南シナ海の熱帯低気圧が、今後24時間以内に台風に発達する見込みという情報を発表しました。

今後、日本に直接接近する心配はありませんが、台風に発達すれば今年最初の台風になります。
この熱帯低気圧が北上していくにつれて、県内では週末にかけて、再び梅雨前線の活動が活発になるおそれがあります。この先、熱帯低気圧の動きにも注目していきましょう。



9時ごろまでは中部や東部を中心に、雨脚が強まる予想です。昼前から徐々に雨雲は南へ離れ、県内の雨は小康状態になる見込みです。



日中の最高気温はきょう11日(水)もところどころで25度を超え、引き続きジメジメした暑さとなりそうです。



あす12日(木)は昼頃から、再び雨が降り出す予想です。
熱帯低気圧の北上に伴って梅雨前線の活動が活発化し、あさって13日(金)から週末にかけて、大雨への緊張感が高まるおそれがあります。
また来週にかけて雨が続いても、最高気温が30度に達する日もあり、蒸し暑さは一段と増していく見通しです。

(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)

(06/11 07:02 山口放送)

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