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「濃墨」「薄墨」濃さの違う墨を使い分けながら…山口市の小学校で「墨絵出前授業」(山口県)



山口市の歴史にちなんだ小学生の体験です。

授業で水墨画に挑戦し、墨と水が生み出す奥深い世界を体験しました。

山口市の大内小学校で6年生を対象に開かれた「墨絵出前授業」。

室町時代の水墨画家=雪舟が活躍したまち山口市の子供たちに水墨画の魅力に触れてもらおうと、日本水墨画美術協会山口支部のメンバーらが企画しました。

子どもたちは まず、自分ですった墨に水をくわえ、「濃墨」「薄墨」など、濃さの違う墨を準備。

その濃淡を使い分けながら思いのままに描きます。

筆だけでなく、スポンジ、段ボール、割り箸などさまざまな道具を使って、自由に表現する楽しさを味わいました。

(日本水墨画美術協会(墨風会)中村美津子さん)
「いろんな表現があって私たちが思っている以上にいろんな感性で表現してくれたので楽しかったし良かった」

日本水墨画美術協会では、2学期以降も他の学校での出前授業を予定してして、さらに活動を広げていきたいとしています。


(06/10 19:28 山口放送)

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