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「選択肢として排除するつもりはない」JR美祢線のBRTでの復旧に村岡知事が見解(山口県)



全線運休が続くJR美祢線をめぐり、JR西日本が先月、「BRTでの復旧が最適」との考え方を示したことについて、村岡知事は「選択肢として排除するつもりはない」と述べました。

(村岡知事)
「ベストな選択肢を選んでいく必要がある。私の方で選択肢を排除するつもりもないし、一番いい形をスピード感も含めて考えていくことは大事な観点」

JR西日本は先月開かれた会議で、美祢線については鉄道での復旧ではなく、線路の一部を専用道にしてバスを走らせるシステム=BRTでの復旧が最適との考えを示しました。

村岡知事は「被災をきっかけとして路線の廃止を検討するのはあるべきではない」としつつも、美祢線を鉄道で復旧させた場合は長い年月を要することも踏まえ、「スピード感も含め、考えていかなければならない」と述べました。

美祢線の周辺自治体などでつくる利用促進協議会は来月、臨時総会を開き、復旧方法の方向性を示すことにしていますが、県は、その意向を確認したうえで、復旧方法を判断していく方針です。

(06/09 19:32 山口放送)

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