■岩国官製談合事件で市職員の男が起訴内容認める 不同意わいせつ事件については起訴内容を否認(山口県)
官製談合防止法違反や不同意わいせつなど5つの罪に問われている岩国市の職員の男。
初公判で官製談合防止法違反の罪については起訴内容を認めました。
官製談合防止法違反や収賄などの罪に問われているのは岩国市の58歳の職員の男です。
起訴内容などによりますと男は、おととし市が発注した道路舗装補修業務の2件の指名競争入札で予定価格などを知人が代表を務めていた業者に教えて落札させ、見返りとして自身の交際相手の旅行代金およそ12万円を負担させたとされています。
5日の初公判で男は「間違いない」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で「被告は事件以前にも道路舗装補修業務のほとんどで、 その業者に事前に参考見積もりを依頼しその価格よりも予定価格が高く なるよう調整していた」と指摘しました。
また男は去年11月に知人女性に自宅で性的暴行を加えたとして、不同意わいせつと不同意性交の2件の罪にも問われていて、不同意性交の罪については起訴内容を認めた一方で、不同意わいせつの罪については「酒に酔っていて記憶がない」と起訴内容を否認しました。
次回公判は5月26日で被告人質問が行われます。
(06/05 19:47 山口放送)
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