■「誰もが手軽に温かい食事を」山口市の障害者福祉施設に冷凍のお弁当100個が寄付(山口県)
山口市の障害者福祉施設に冷凍のお弁当100個が寄付されました。
「誰もが手軽に温かい食事を楽しめる社会づくり」を目指しているということです。
山口市の障害者福祉施設に冷凍弁当を寄付したのは、美祢市でカフェ・レストランサンセリテを運営する千々松宏一郎さんです。
寄付されたのは、8種類の弁当でレンジで5分間温めるだけで食べられます。
千々松さんは、宇部市で、無人の冷凍食品販売店も運営していて、今回の寄付は、障害者や、介護を必要とする人に対する食の支援という位置づけです。
千々松さんは、弟と妹に障害があることから、「誰もが手軽に温かい食事を楽しめる社会をつくりたい」と冷凍弁当の商品開発を始めたということです。
(施設利用者 門田奈菜さん)
「自分で料理ができない分こうやって電子レンジで温めて食べられるものがあって、すごくいい時代だなと思いました。やっぱり食事は貴重ですし、普段の生活ですごく力になると思います」
カフェ・レストランサンセリテ千々松宏一郎代表「お年を召された方や、障害を抱えた方の生活環境を整えられるのではないかと思って、取り組まさせていただきました」
千々松さんは今後、お年寄りや、より障害が重い人たちにも、利用しやすい冷凍弁当を開発する予定だということです。
(06/10 19:30 山口放送)
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