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錦帯橋の世界遺産登録へ支援を・来年度の国の予算編成に向け山口県が政府要望(山口県)



来年度の国の予算編成に向け、山口県が政府要望を行いました。

12日は村岡知事や柳居県議会議長が、総理官邸の林官房長官や各省庁を訪れました。今回の政府要望で、県は41項目を超重点要望として掲げています。

このうち文部科学省では、岩国市・錦帯橋の世界遺産登録や美祢市・秋吉台の世界ジオパーク認定に向けた支援などを求めました。

世界遺産をめぐっては、国が現在「暫定リスト」の見直しを検討中で、地元側はリスト入りに向けた「絶好の機会」と捉えています。

(村岡 知事)
「リストに追加する動きがあり、検討が進んでいる。その中にしっかり錦帯橋がリストアップされるようにやっていく必要がある。登録への「理論武装」が必要なので、文科省としても一緒になりながら助言をしていくという話だったので、心強く思っている」

このほかアメリカの関税措置を踏まえた企業への支援などを関係省庁に要望。
防衛省に対してはアメリカ軍岩国基地の運用について迅速かつ適切な情報提供を求めました。

13日は京都の文化庁にも錦帯橋の世界遺産登録に向けた指導や助言を要望します。

(06/12 19:33 山口放送)

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