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「賃上げが当たり前の社会をめざす」県内各地でメーデーの式典開催 山口(山口県)



労働団体・連合山口がきょう(26日)から県内各地でメーデーの式典を開催しています。

山口市で行われた式典には県中央地域の組合員およそ1000人が集まりました。

連合山口・伊藤正則会長
「声をあげること、仲間とつながること、そしてよりよい働き方暮らし方を一緒に作っていくこと、それがメーデーの原点であり私たちの使命である。」

メーデーは、1886年5月1日にアメリカの労働者が8時間労働を求めて立ち上がったことをきっかけに始まった、日本でも100年以上続く労働者の祭典です。

式典では「賃上げがあたりまえの社会をめざし、地場の中小企業や労働組合のない小規模事業所にも賃上げのすそ野を広げていかなければならない」とするメーデー宣言に加え、戦後80年の節目に「戦争の悲惨さと平和の尊さを次代に継承していかなければならない」との特別決議も採択されました。

最後には参加した労働者全員で頑張ろうコールを行い式典を締めくくりました。

メーデーの式典は、下松や宇部、長門でも開催される予定です。


(04/26 19:07 山口放送)

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