■【山口天気 夕刊4/30】4月最終日の空に天気下り坂のサイン…5月初日は夜ほど強雨に注意 大型連休後半は小刻みな天気変化(山口県)
●あす1日(木)は天気下り坂 夜は広く雨で遅い時間ほど強雨や雷も
●大型連休後半は小刻みな天気変化 4日(日)明け方に通り雨 6日(火)は日中でぐずつく天気
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4月最終日のきょう30日(水)の山口県は、穏やかな空模様の一日でしたが、日中はスカッと快晴というよりは少し薄い雲が広がった所も多くなりました。
その薄雲により、太陽の周りに少し虹色がかった大きな輪…日暈、もしくは英語で「ハロ」という現象が現れた、という報告を頂きました。上空に薄雲が広がっているときに太陽の光が上空の薄雲で屈折することで現れます。
この日暈には「太陽に暈がかかると雨」という天気ことわざがあります。西から東へ周期的に天気が移り変わる、今の時期は、薄雲が広がると、やがて厚みのある雨雲がやってくるため、日暈、ハロは天気下り坂のサイン、とされています。
実際、あす5月初日の1日(木)は天気下り坂…朝はまだ晴れ間がありますが、午後ほど雲が厚みを増し、日が暮れる頃から次第に雨が降り出してきそうです。また、夜遅い時間ほど少々活発な雨雲が通過して雷を伴って雨が強く降る心配もあります。
雨雲は、2日(金)の夜明けの頃には通り過ぎていき、日中は、また天気は持ち直してくる見込みです。
そして大型連休、後半の4連休も小刻みに気圧の谷が通過しやすくなります。
まず日曜日の夜明け前頃で、ごくごく短時間ではありますが通り雨のタイミングがあり、その次は連休最終日の6日(火)で、日中を中心にぐずつきやすい、と見込んでいます。
ただ、土曜日、日曜日、月曜日と、昼間は特にお出かけなどには問題ない空模様にはなりそうなので、まずまず天気に恵まれる、この後の大型連休もしっかりお楽しみください。
5月のスタートは、朝はまだ晴れ間がありますが、午後は天気下り坂。徐々に雲が厚みを増し、日が暮れる頃から雨が降り出してきそうです。お出かけには雨傘の用意を忘れずに。また、夜遅い時間ほど強い雨、雷の心配もあるため、出来るだけ早めの帰宅なども心がけていきましょう。
あす1日(木)夜からの雨は、あさって2日(金)の夜明け前で終わりますが、この先の大型連休後半も天気は小刻みに変化します。晴れる時間も多い一方で、4日(日)の夜明け前には少し通り雨の可能性。そして連休最終日の6日(火)は、日中の時間でぐずつく天気となりそうです。
この先は、晴れると日中の気温は25度くらいで、少し汗ばむくらいの日が多いでしょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)
(04/30 19:10 山口放送)
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