■見えづらい世界を写真に 林忠彦賞受賞記念写真展はじまる 山口・周南(山口県)
周南市出身の写真家、林忠彦さんの功績を称える林忠彦賞の受賞記念写真展がきょう(26日)から周南市で、始まりました。
”人は影になる。どちらを向いているかわからない。”
視覚障害者から見え方を聞いて、視覚化した写真です。
ことしの林忠彦賞を受賞した鶴巻育子さんのALT(オルト)は、視覚障害のある人々を通して「見る」ということを考えさせられる作品集となっています。
周南市美術博物館での受賞記念写真展開催に伴い、きょう、授賞式が開かれました。
鶴巻育子さん
「私は見えない見えづらい世界をすごく楽しんだ。面白いと思って。そうしたら彼らは、自分のことを知ってもらうのは本当に嬉しいと、私に協力したいという気持ちを伝えてくれて作品ができた。」
受賞記念写真展は、周南市美術博物館できょうから5月11日まで開催されています。
(04/26 19:03 山口放送)
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