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■【山口天気朝刊6/12】再び広く雨午後ほど本降りにあさって14日(土)は緊張感の高まる大雨のおそれも(山口県)

●再び広く雨｡夜は中部や東部を中心に本降り
●きのう11日(水)台風1号が発生｡大陸に上陸した後､来週16日(月)に熱帯低気圧へと衰弱する見通し
●あさって14日(土)は再び緊張感の高まる大雨のおそれ

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きのう11日(水)の午後､梅雨前線による雨雲が九州南部付近まで離れ､県内の雨は小康状態となりました｡
きのう11日(水)の夜遅くにかけて再び雨雲が北上｡
現在､まとまった雨雲は九州に大きく広がり､県内でもこの雨雲が西部や東部に掛かり出しています｡

きのう11日(水)九州南部付近まで南下していた梅雨前線は､きょう12日(木)の夜にかけて､再び九州北部まで北上し､県内に接近する予想です｡

この先､県内全域に雨雲が広がり出し､きょう12日(木)一日､雨は強弱を繰り返しながら降り続く見通しです｡
午後にかけて､より活発な雨雲が県内に流れ込み､夜は中部や東部を中心に本降りになると見込んでいます｡

一方､南ｼﾅ海に発生した熱帯低気圧が､きのう11日(水)台風1号へと発達しました｡
6月以降に台風1号が発生するのは2016年以来で､歴代で5番目に遅い台風発生となりました｡

今後大陸方面へ進み､来週16日(月)に熱帯低気圧へと衰弱する見通しですが､暖かく湿った空気が日本付近に送り込まれ､梅雨前線の活動が活発になるおそれがあります｡今後も台風の動きに注意が必要です｡

広く雨が降るでしょう｡午後ほど本降りで､中部や東部では傘を差していても足元が濡れるくらい雨脚が強まる予想です｡

日中の最高気温は山口市や萩では25度｡その他の各地は22度前後と､きょう12日(木)も蒸し暑くなりそうです｡

あす13日(金)も雨が降りますが､にわか雨程度と見込んでいます｡
南からの湿った空気の流れ込みで､梅雨前線の活動が活発化し､あさって14日(土)は再び緊張感の高まる大雨のおそれがあります｡
今週から降り続いている雨により､地盤が緩みやすく､災害発生の危険性も一層高まってきます｡
大雨への心構えや対策はしっかりと行いましょう｡
また来週は一段と蒸し暑さが増し､熱中症のﾘｽｸも高くなる見通しです｡

（KRY山口放送気象予報士秋山幸輝）

(06/12 07:11 山口放送)

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