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JR提案の美祢線復旧方法=BRT 速達性や定時制が確保されるか確認を〜美祢市長が認識示す (山口県)



来月16日の臨時総会で復旧方法の方向性が示される予定のJR美祢線について、美祢市の篠田市長は記者会見で、「JRが提案したBRTの内容がきちんと担保されるのか臨時総会までに確認したい」と述べました。

(美祢市 篠田洋司市長)
「JR西日本の提案(BRT)は 便数が1.5倍だと思うんです。速達性と定時性をいかに確保するかということも提案を受けてます。」「あれがきちんと担保されるのも確認したい。」

5月、JR西日本は全線運休中の美祢線について鉄道での復旧ではなく、路線の一部を専用道にしてバスを走らせる「BRT」方式で復旧するのが最適との考えを示しています。

便数も鉄道の場合と比較して、1.5倍に増便するとしているほか、所要時間が鉄道と同等である「速達性」に加え、専用道を設けることで、道路状況に左右されずに運行でき、「定時性」も確保できるなどと提案しています。

篠田市長は16日の定例会見で、これまでと同様に鉄道での復旧がふさわしいとしつつも、JR側が提案したBRTの内容がきちんと担保できるかどうか来月16日に開催される臨時総会までに検討したいとしています。

沿線自治体などでつくる利用促進協議会は来月16日の臨時総会で、各自治体が復旧方法についての方向性を示すことにしています。

(06/17 12:12 山口放送)

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