NNNﾆｭｰｽ

■【山口天気夕刊6/13】週末は警報級の大雨のおそれ安全第一の行動を来週は真夏の暑さに要注意の日々(山口県)

●週末は警報級の大雨のおそれ｡土砂災害や河川の増水などに注意･警戒を
●来週半ばは梅雨の晴れ間で､一気に真夏の暑さ｡熱中症の予防は入念に

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

きのう12日(木)､きょう13日(金)と比較的弱い雨が降りましたが､
この週末は再び緊張感の高まる大雨となるおそれがあります｡

大雨の原因となるのが､現在発生している台風1号と熱帯低気圧です｡

台風1号は大陸に進み勢力を落としていきますが､もう一つ､台湾付近の熱帯低気圧とともに､南からの湿った空気を日本付近に送り込むことで､この週末の梅雨前線の活動を活発化させると見込んでいます｡

あす14日(土)の朝から､県内には非常に活発な雨雲が続々と流れ込んできます｡
日中にかけて雨脚が強まり､傘も役に立たないくらい激しい雨の降るおそれがあります｡
あさって15日(日)になると雨雲が途切れるﾀｲﾐﾝｸﾞもありますが､度々まだ雨が降りやすく､一日に降る雨の量もかさむ予想です｡

あす14日(土)の夕方までに降る24時間の降水量は
多いところで120ﾐﾘ

更にあす14日(土)の夜からあさって15日(日)に降る雨の量は
多いところ50ﾐﾘを超える予想です｡

気象台はあす14日(土)からあさって15日(日)にかけて､警報級の大雨の可能性もあると呼びかけています｡

今週から降り続いてる雨の影響で､県内の地盤は緩みやすくなっています｡
この週末は土砂災害や河川の増水などに注意･警戒が必要です｡安全第一で過ごしましょう｡

一方で週が明けると､夏の高気圧が勢力を拡大させる予想で､来週半ばは梅雨の晴れ間｡久しぶりに日ざしが顔を出しますが､同時に気温も急上昇します｡
日中の最高気温は連日30度を超えて､真夏の暑さが一気にやってきます｡熱中症のﾘｽｸが急激に高まることも踏まえて､健康第一でお過ごしいただけたらと思います｡

あす14日(土)は非常に活発な雨雲が流れ込む予想です｡日中はところどころで一時､激しく降る時間も出てくる予想で､場合によっては警報級の大雨になるおそれもあります｡
大雨への心構えをしっかり高めて､安全第一で過ごしましょう｡
日中の最高気温は25度を超えるところも多く､蒸し暑くなりそうです｡

あさって15日(日)も引き続き､大雨に注意､警戒が必要です｡雨が止んだ後も､土砂崩れや河川の増水などに注意して過ごしてください｡
来週半ばから､徐々に晴れ間も期待出来ますが､その分蒸し暑さが一層増す見込みです｡
日中の最高気温は連日30度を超え､季節大幅先取りの暑さに｡こまめな水分補給など､熱中症対策はより入念に行いましょう｡

（KRY山口放送気象予報士秋山幸輝）

(06/13 19:35 山口放送)

↑

・TOP