■学校給食のパンに小動物にかじられた跡見つかる・小中学校3校分1100個のパン提供取りやめ(山口・宇部市)(山口県)
学校給食用のパンに小動物にかじられた跡が見つかったとして宇部市は11日、小中学校3校でパンの提供を取りやめたと発表しました。
保管場所の安全性が確認されるまで、当該業者からの納入を停止するとしています。
宇部市の教育委員会によりますと、11日宇部市内の小学校でビニール包装が破れ、かじられたような跡があるパンが2つ見つかったため、このパンを納入した業者が取り扱った小中学校3校分、あわせて約1100個のパンの提供を取りやめたということです。
児童や生徒に提供する前に発覚したことから、健康被害はありませんでした。
この業者では今年4月にも同様に取り扱っているパンにかじられた跡が見つかっていて、原因を調査したところ、工場内にパンを保管中に壁の隙間からイタチとみられる小動物が侵入した可能性が高いことが分かったということです。
4月の件をうけて業者側は安全対策を行い改善されたという報告をしていましたが同様の事態が繰り返された形です。
宇部市ではパンの納入について委託契約している山口県学校給食会と、当該のパン製造業者に対し強く抗議するとともに、パンの保管場所の安全性が確認できるまで当該の業者の納入を取りやめ、ほかの業者が製造したパンなどを提供するということです。
(06/12 17:35 山口放送)
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