■関西万博で話題の「空飛ぶクルマ」!山口ではじめての飛行テスト…山口きらら博記念公園周辺(山口県)
大阪・関西万博で話題になっている「空飛ぶクルマ」。
山口市がそのうちのひとつの試験飛行の場所となっていて29日、初めてとみられる飛行テストが行われました。
午前9時ごろ、山口市阿知須の山口きらら博記念公園周辺の道路が一時的に通行止めとなりました。
そこに現れたのは・・・。
(大坪記者)
「午前9時過ぎです、多くのプロペラのついた『空飛ぶクルマ』が姿を見せました」
全長およそ12mの「空飛ぶクルマ」。愛知県の企業「スカイドライブ」が開発しているものです。
空飛ぶクルマは次世代の空の移動手段として注目を集めていて、スカイドライブ社など複数の企業の機体が大阪・関西万博の会場に出展されています。
スカイドライブ社によりますと、国内各地で試験飛行の場所を探していたところ、山口きらら博記念公園の周辺を適地と判断。
県は4月から最大で10年間、公園の使用許可を出していて、公園内のおよそ8000平方メートルの敷地に格納庫などが整備され、企業側から使用料が支払われています。
午後3時過ぎには、山口では初とみられるフライトも確認されました。
試験飛行は空飛ぶクルマの商用化に向けたもので、今後、公園周辺の海上や県が所有する空き地で行われます。
当面は2機の試験飛行を予定していて、万博会場で飛行する予定の機体も含まれるということです。
(04/29 19:49 山口放送)
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