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■八代市の高齢者施設で患者23人の集団食中毒ﾉﾛｳｲﾙｽが原因(熊本県)

熊本県八代市の高齢者施設で患者23人の集団食中毒が発生し､県は施設での調理を2日間停止する処分にしました｡

集団食中毒が発生したのは八代市の特別養護老人ﾎｰﾑ｢ひかわの里｣です｡

県によりますと､4月21日に施設で調理された昼食を食べた入所者や職員など58人のうち60代から100歳代の23人に下痢やおう吐などの症状が出ました｡

八代保健所が患者の便などを検査した結果､28日にﾉﾛｳｲﾙｽが原因による集団食中毒と断定｡施設での調理を29日までの2日間停止する処分にしました｡

なお患者は入院せず､快復に向かっているということです｡

今年に入って県内で発生したﾉﾛｳｲﾙｽによる集団食中毒は5件目です｡

県は食品を扱う事業者に対し｢手洗いと消毒従業員の毎日の体調管理や定期的な検便の実施｣を呼びかけています｡

(04/29 12:11 熊本県民ﾃﾚﾋﾞ)

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