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大雨で土砂崩れも 県内で線状降水帯のおそれなくなるも土砂災害に十分注意(熊本県)



8日の梅雨入り後、早くも県内は大雨となりました。県内での線状降水帯発生のおそれはなくなりましたが、気象台は引き続き、土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。


10日の県内は活発化した梅雨前線の影響で未明から大雨となり、山鹿市鹿北と天草市牛深では1時間に36.5ミリの激しい雨が降りました。また8日の降り始めからの雨量は湯前町や阿蘇市乙姫などで200ミリを超えています。降り続く雨に、和水町では…。

■岡田盾カメラマン
「午後2時頃です。土砂崩れが発生して一時通行止めとなっています」



県道玉名立花線に崩れた土砂が散乱し、重機での撤去作業が行われました。この影響で付近の道路は10日午後6時現在も通行止めとなっています。県内では一時南関町に高齢者等避難が発表され、5つの市と町に大雨警報が出ていましたが、現在は全て解除されています。


熊本地方気象台によりますと、県内での線状降水帯発生のおそれはなくなったものの、11日明け方にかけて激しい雨の降るおそれがあり、予想される1時間の雨量は熊本地方と阿蘇地方で30ミリ、天草・芦北地方と球磨地方で20ミリとなっています。

気象台はこれまでの雨で地盤の緩んでいる所があるとして、11日昼前にかけて土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。


(06/10 19:09 熊本県民テレビ)

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