■出所後の就職で再犯を減らす 熊本刑務所で初の経営者向けスタディツアー 刑務作業などを見学(熊本県)
熊本刑務所で10日、経営者に向けて刑務所内を案内する「スタディツアー」が行われました。
熊本刑務所で初めて開かれた「スタディツアー」。罪を犯して服役し、出所した元受刑者の就労について考えるセミナーです。出所した人の雇用を検討している県内外の経営者が、施設や刑務作業を見学した後、刑務所の職員らと意見を交わしました。
■経営者
「協力雇用主に対して期待していることを直接お聞きしたい」
法務省によりますと2020年の調査で、出所後に仕事に就いていない元受刑者の再犯率が72.8%だったのに対し、仕事に就いた元受刑者の再犯率は約1/3の27.2%でした。法務省や刑務所の職員は、出所後に就労することが再犯率の低下につながると理解を求めました。
■佐賀で電気工事業を営む男性
「リスクは当然お互いあるとは思うが、協力してわかり合って、一緒に成長していければ」
(06/11 20:02 熊本県民テレビ)
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