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川辺川の流水型ダム建設に向けた環境保護対策を提案する専門家会議(熊本県)



熊本県を流れる川辺川に建設される流水型ダムによる環境への影響を最小限にとどめる方法を検討する会議が開かれました。

会議は土木工学や生物学などの専門家10人で構成され、初会合に先立ちメンバーがダムの建設予定地周辺を視察しました。

会議では「動植物を別の場所に移すのは実際には難しい」「すでに川辺川にすむ魚は数や種類が減っている」「ダムが出来る前の状況をもっと詳しく把握しておくべき」などの意見が出ました。




またダム完成後も続くモニタリングについては「国や県の担当者が次々に変わっていく中で、10年間継続できる体制を考えるべき」という要望が出されました。

(06/15 19:09 熊本県民テレビ)

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