■【復興】熊本豪雨で全壊した球磨村の神社が新たな場所で上棟式(熊本県)
5年前の熊本豪雨で全壊した球磨村にある神社の移設再建が進み、19日、上棟式が行われました。
球磨村渡にある渡阿蘇神社は、水害前は球磨川に近い山口地区にありましたが、川の氾濫で全壊したため、現在、約1km離れた峯地区に再建中です。
神事では神職のお祓いの後、地区の代表らが玉串を捧げました。
■神社の再建委員・山口森義さん
「地区の皆さん、氏子・総代が一つの区切りとして、あそこのにできるんだなと認識を持ってもらえた。この段階に至ったことで私たちも喜んでいます」
神事の後は餅が投げられ、集まった地域の人が受け止めていました。
神社の再建を手がける建設会社の社長は球磨村出身の黄檗賢二さんです。
■黄檗賢二社長
「多くの人にお参りに来てもらって新しい境内を知ってほしい」
本殿や拝殿の完成は、6月末の予定で、その後も鳥居や手水舎の整備が続くということです。
■尾方孝至宮司
「心のよりどころとして神社があれば良いなと思っています」
(04/21 12:13 熊本県民テレビ)
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