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【賭けゴルフ】自民熊本県議らの不起訴処分は「不当」 検察審査会(熊本県)



賭けゴルフを繰り返していた常習賭博の疑いで書類送検され、不起訴処分となっていた自民党熊本県連の県議や元県議らあわせて13人について、検察審査会が不起訴を不当と議決したことがわかりました。

この問題は、2019年12月からおととし7月にかけ、自民党熊本県連の県議や元県議らあわせて13人が賭けゴルフを繰り返していたとして、熊本市の女性が刑事告発していたものです。

県議らは書類送検されましたが、熊本地検は去年12月、不起訴処分としていました。女性は、これを不服として熊本検察審査会に審査を申し立てていました。

女性によりますと、検察審査会が6月10日付けで不起訴は不当と議決したということです。検察は再捜査を行い、起訴するかどうかを改めて判断することになります。

熊本地検の加藤和宏次席検事は「必要な捜査を遂げた上、適切に処分する」とコメントしています。刑事告発した女性は、KKTの取材に対し「公職にある者が常習的に行った賭博行為に関して県民としては 見過ごすわけにはいきません。不起訴処分『不当』という議決をいただき、大いに感謝いたします」と話しています。

(06/13 21:42 熊本県民テレビ)

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