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備蓄米「即完売」買えた喜びの裏で…高止まり続く「県産米」(熊本県)



コメを安く食卓に届けようと進む備蓄米の放出。県内でも続々と販売が始まっています。一方で県産米の価格は高止まりが続いています。


熊本市中央区のスーパーの開店前にできた列。オープンと同時に飛ぶように売れているのは…。16日朝に入荷された2022年産の備蓄米。値段は税込み2000円です。この店では、14日土曜日に400袋販売しましたが約3時間で完売。16日に追加でさらに400袋を入荷しました。

■備蓄米を買った客
「うれしいです。女房にほめられる」
「ご飯が2食の麺類だったのに逆に麺類が2食でご飯1食」
「幸せ、これでコメが食えるたい」

一方で…。



■平井友莉アナ
「備蓄米が2000円で販売されているのに対して、県内産のコメは税込み4000円を超えています」

県産のコメは高値が続いています。熊本市が市内のスーパー10店舗で調査した小売価格は、県産や県外産、ブレンド米などすべてで上昇しています。こうした中、県産米を買い求める人も。

■県産米を買った客
「信頼できるからです県産米が。うちは少ししか食べないから値段にこだわらなくていいかな」

■みやはらZ南熊本店・橋本憲明店長
「備蓄米求められるお客様と県内のお米を求める方は半分半分かと思いますので、上手に使い分けていただければと思います」



この店では16日朝に入荷した備蓄米は昼過ぎに完売し、今後も追加販売する予定です。


(06/16 18:56 熊本県民テレビ)

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