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半導体「1000人規模の人材不足解消へ」熊本県立大に新たな教育の場の創設検討(熊本県)



相次ぐ半導体関連企業の進出で、課題となる「人材育成」。熊本県立大学が「新たな教育の場」を設置へ。


■熊本県立大学 黒田忠広理事長
「熊本県として人材育成に力を入れているというメッセージを 世界に出すことが非常に重要だと思います」



熊本県立大学と木村知事は共同で記者会見を開き、県立大に半導体関連の新たな学部も含め、人材教育の場の創設を検討していると発表しました。会見では半導体研究の第一人者の黒田忠広理事長が「半導体を作る人材だけでなく半導体を使って”何を”できるか考えられる人材育成が重要だ」と話しました。



経済産業省の試算では、九州では現在年間1000人規模の人材が不足しています。県立大はTSMCの工場進出の動きなども見据えて、2027年春までに教育組織を設置したい考えです。今後学内での検討を経て、ことし秋までには方向性を決定する方針です。


(06/16 19:12 熊本県民テレビ)

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