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息子の頭をスプレー缶で殴りけがさせる 傷害の罪に問われた男に有罪判決 熊本地裁(熊本県)



子どもをスプレー缶で殴り、けがをさせたとして傷害の罪に問われた男の裁判で、熊本地裁は28日、有罪判決を言い渡しました。

判決文などによりますと、熊本市の会社員・小ア幸二被告(55)は、2022年7月、当時7歳の息子の頭を殺虫剤のスプレー缶で殴り、けがをさせたほか、翌年11月には当時12歳の娘の背中に熱湯をかけ、全治1か月の火傷を負わせたとして傷害の罪に問われていました。裁判で小ア被告は無罪を主張していました。

28日の判決で、中田幹人裁判官は、息子への傷害を認定した一方で、娘のやけどは被告から受けたと断定できないとして傷害より罪の軽い暴行と認定しました。そして一連の行為は「短絡的で強い非難に値する」として、懲役1年6か月・執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました(求刑:懲役3年6か月)。

(04/28 19:28 熊本県民テレビ)

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