NNNニュース

熊本市電のレール30か所で幅が基準値超「直ちに影響はない」ものの補修工事へ(熊本県)



熊本市電のレールに30か所の異常です。脱線事故を受けて行われた測定で、レール30か所の幅が基準値を超えていたことがわかりました。



熊本市電は、去年の大晦日熊本城・市役所前電停と花畑町電停の間で脱線事故を起こしました。現場のレールの幅が基準値より約30ミリ広がっていたことから、熊本市交通局はことし3月、12.1キロの全線において新しい検測機を使い1メートル間隔で改めて幅を測定しました。その結果、30か所で基準値を1ミリから9ミリ超えていることがわかりました。



交通局によりますと、30か所の多くが車通りが多い場所で古いレールだったということです。市交通局は、この30か所のレールについて「直ちに運行に影響はない」としていますが、年内の完了を目指して補修工事を行う方針です。


(05/01 19:01 熊本県民テレビ)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)