ブログをご覧の皆様、お疲れ様です。
好きなキツネはチベットスナギツネの濱野です。
先日、板柳町を車で移動していた時のこと、
「狐森」という地名を見つけました。
あまりにも可愛らしい名前に目を奪われ、
その由来を知りたい!と強く感じていました。
その疑問は30秒後に解決することになります。
なんと、雪で覆われた畑のど真ん中に
こげ茶色をしたキツネが、ちょこんと座っているではありませんか!!!
ネズミでも探しているのか、
じーっと目を伏せて、積もった雪を見つめるその姿には、
野性的な美しさすら感じました。
車を停め、近づこうと降りた途端、
ビクン!とキツネが反応しました。
しまった、ばれました、警戒態勢です。
写真を撮ろうと近づいたところ、
一目散に逃げていきました。
北海道以外でキツネを見かけることは珍しいので、
ついつい焦りすぎました、
あんなに急いで近づいたら、動物でなくても逃げたくなりますよね。
配慮が足りませんでした、
かくして、私の県内でのキツネとの初邂逅は失敗に終わりました。
後日談、というか、今回のオチです。
北海道に生息するキタキツネは「エキノコックス」という、
寄生虫の宿主になっており、
人体にも非常に有害なため、決して近づいてはいけません。
青森県のキツネはエキノコックスを持っていないと思い込み、
今回は近づいたわけですが、
青森は北海道に次いで、全国二番目に、エキノコックスが確認されているそうです。
県内のキツネも普通に危険みたいです。
結果として、近づかなくてよかったです。
そもそも野生動物にはうかつに近づくべきではありませんね。
なんだか「酸っぱい葡萄」のようですが、
改めて野生動物に対する意識を持つべきだと感じました。
以上、タヌキかキツネかと言われたらキツネ派の濱野がお送りしました。
写真は濱野から一目散に逃走するキツネです。